カテゴリ:A Trip To Amami( 4 )
#1 夏の終わり
短い夏休みが終わり、仕事に戻った今日。
喫茶店の大きな窓から差し込む陽射しを見上げながら、思ったのは
「あぁ、光が淡いなぁ」ということ。
あちらの陽射しは、目も眩むほど。
手を差し出したら、見る間に焼けていくような。


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今年の夏休みは、奄美大島へ行ってきました。
以前、同じ鹿児島県の屋久島へ行って
とても良い旅をして、それ以来
国内旅行が一層好きになったのでした。
きっと奄美もいいところに違いない。
そんな思いで訪れた島は、
やっぱり魅力的な土地でした。
毎日、日焼け止めを浴びるように塗って
戦っていた、奄美の強烈な太陽の光。
だけど帰ってきた東京の、日々早くなる日暮れに
焦るような寂しさを感じているというのが
本当のところです。
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by cafe_caraway | 2006-08-17 06:42 | A Trip To Amami
#2 “あまんゆ”に思いを馳せる
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特産はさとうきび、島唄や料理は沖縄を思わせるのに、住所は鹿児島県。
様々な文化を重ね合わせたような、奄美。
ジャングルのような植物帯や、南国の青い海の上にアンバランスに広がる
見慣れた秋のような雲の感じは
屋久島とよく似ているのだけれど、どこか違うと感じさせるのは
奄美の歴史のためだと知りました。
もともと大陸と地続きだった奄美には、弥生時代から人々が暮らしていたとか。
のちに大和王朝、琉球王国、薩摩藩の支配を受け、
第二次世界大戦後は米軍の占領下にあったこと。
奄美パークにある資料館で知ることができました。
(田中一村美術館も、大変お勧めです。)

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遠い昔、奄美の人たちが平和に暮らしていた時代。
その頃のことを「あまんゆ」と呼ぶそうです。
島中に揺れるさとうきびは、薩摩藩に収める税金として
それまで育てていた米に変わって植えられたもの。
そのため当時は米が食べられなくなり、
そてつなど、それまで食べていなかったものまで
食べなくてはならなくなったこと。
名物の鶏飯は、薩摩の役人をもてなすために
なけなしの米と鶏で作った精一杯のご馳走だったこと。
知れば知るほど、切ない奄美の歴史。



その一方で、奄美には「ゆりむん」という言葉があるそうです。
海の向こうからやってきたもの、ゆりむんは
恵みとして受け入れるという考え方があると聞きました。
かつては海の中継地点として交易も盛んだった島。
厳しい歴史の中で、人々があまんゆを思いながら
どのような思いで生きてきたのか。
楽しく過ごした旅の中で、時折考えていたことです。
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by cafe_caraway | 2006-08-17 06:39 | A Trip To Amami
#3 旅の愉しみ。

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ここ数年、旅先を選ぶ条件は
のんびり過ごせる静かな場所であることと、
その土地ならではの
おいしいお酒と食べ物があること。
奄美と言えば、なんと言っても黒糖焼酎。
黒糖焼酎を作れるのは、奄美だけなのです。
最初の出会いは、都内の店で黒糖焼酎を
黒糖をつまみに!飲んで、感激したことでした。
ですが、ほかの焼酎に比べて甘い香りと味が特徴。
食事には合わないのでは?なんて思っていました。
いざ現地に行ってみたら、なんと種類の多いこと。
甘いものもあるけれど、旨みと辛みの効いたものは
甘辛い煮物や、刺身にもよく合いました。、
ウィスキーのような華やかさのあるものもあり、
毎日飲んでも全く飽きないお酒でした。
(写真は黒糖焼酎の酒蔵。樽詰めもあり。)


もともと焼酎がとても好きで、中でも芋焼酎派なのですが、
そのきっかけは前述した屋久島で飲んだ、「三岳」。
最初に泊まった宿で、九州と言えば焼酎だろうとなにげなく頼んだもの。
ほぼ初めて飲んだこの芋焼酎はとろんとして、やさしくて、
芋独特の風味が旨みとして感じられました。
わざわざお土産に買って帰ったのだけれど、
地元の酒屋でも買える事が判明して「なぁんだ」と思った記憶がありました。
その後、他にも色々飲んだけれど、やっぱり三岳がおいしかったなと思い
最近になって買おうとしたら・・。
三岳はいつのまにか有名になってしまい、地元でもなかなか手に入らないとの事。
ほんの数年のことなのに、この変化。
改めてこの焼酎ブームをうらめしく思ったのでした。
他にも、以前博多では「勝手に飲んで」と一升瓶で出された伊佐美は、今では高級酒。
おいしいお酒は、どこでも飲めたら嬉しいけれど
ここまで全国均一に売らなくてもいいのにな。
大量生産できるお酒だけが残るなんてことにならなければいいけど。

今回の旅では、全部で10種類ほど飲み比べました。
(試飲も含めてです!!)
なかで、ひとつとても気に入ったのがあったけれど・・
また、有名になってしまうのかもしれないな。
今のうちに、たくさん飲んでおきたいと思います。
“先客万来”の意味がある名のお酒です。
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by cafe_caraway | 2006-08-17 06:16 | A Trip To Amami
#4 本当の、夏休み。
母の実家が海の近くだったので、
夏休みは厄介払いもかねて?
毎年一週間ほど預けられていました。
年の近い従姉妹と共に寝起きして、
セミの声で目を覚まし、歩いて海まで通う日々は
とても楽しいものでした。
そして夏の終わりには、いつも同じ海辺の宿へ
家族旅行をしていました。
そのせいか、夏になったら一度は
海を見ないと気が済まないという思いがあります。

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今回の旅は、間近に青い海があり、
カヌーに乗ったり、サイクリングをしたり。
夜には花火も見て、まさに私が理想とする
夏休みそのものでありました。
子供の頃は、自分で考えなくても
誰かが整えてくれた、夏の楽しみ。
大人になった今は、限られた時間の中で
希望が叶うか、天候は良好かと
気をもみながら、準備をします。
だからこそ、そんなありがたい時間を過ごせた時、
大きな感慨があるのかもしれません。

さて、次はどこへ行こう。
でもまたいつか、夏にはここに来たいな。
旅に出る度、また旅に出たくなる。
“夏休み”のたくさん詰まった旅でした。
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by cafe_caraway | 2006-08-17 06:06 | A Trip To Amami



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