あけましておめでとうございます。
長かった冬休みも今日でおしまい、明日からもろもろ始動いたします。 あまりにも長く、仕事を忘れ、のびのびと過ごしてしまったので 今日は少し、休みの終わりが切なかったです。でも、やっぱり明日はやってくる。 そう思ったら、ちょっと楽しみな気分にもなってきました。 とある方のtweetで、「欧米人は、自分が過去から未来に向かって進んでいると考える。 日本人は、未来が自分にやってくると考える」というフレーズがありました。 それこそ「新年を迎える」という言葉がそれですよね。 そういう未来とは、まだ手付かずの可能性に満ちたもので、過去の制約は受けていない。 そう考えるといくつになっても自由であると感じられるし、希望も沸いて来る気がします。 このお正月に繰り返された体験のひとつは「あなたってこういう人だから」という指摘。 言われていることはおおよそ分かるのだけど(ものを頼みにくい人?) じゃあどうしたらいいのか、自分が変われるのかがまだ分からずにいます。 頼んでくれたらよかったのにとも思うし、頼まれたくないことも確かにある。 ですが、人が「頼みにくいよ!」と言ってくるということは、頼みたいということ。 そう思われるということは、何かを期待されているのかもしれません。 期待されることへの恐れが、私にはあるようです。心当たりは、多々ある。 ですが期待には、より私に近づこうとする気持ち、愛情も含まれているのでしょう。 期待を恐れず、受け止めること。人から頼まれることを喜ぶこと。 今自分がなりたいと願っているような人間になる、第一歩のような気もしています。 休み中に実家に寄った時、前から借りようと思っていた本を、やっと借りてきました。 自費出版の本で、父方の祖父が亡くなった時にそれを偲んで家族が制作したものです。 子供の頃にぱらぱらと読んだ気もするのですが、内容をほとんど覚えておらず。 私が生まれた時にはもう亡くなっていた祖父のことを、改めて知りたいと思ったのです。 父に頼んで本を取り出すと、箱型のカバーからもう一冊の冊子が出てきました。 それは、やはり私の会ったことのない「もう1人の祖母」のための冊子でした。 父が幼い頃に母を亡くしていたと聞いたのは、私が社会に出てからのことでした。 私が祖母だと思っていた人は後妻であり、父や私との血の繋がりはないのだと。 しかもそれは父からではなく私の母から語られ、父の思いを直接聞いたことはありません。 それでもその冊子が箱から出てきた時、父は「僕を生んでくれた母」とつぶやきました。 そこに載っていた写真の祖母は、初めて見るのによく知っている顔をしていました。 正月特番の、ドナルドキーン氏の対談を見ていた夫が話していたこと、 「文字として残しておくこと」の大切さ。 それが早々に、具体的に示されたようにも感じたのです。 繰り返されるメッセージを見つけたら、よくよく見つめてみる。 それが、2014年最初の私の課題のようです。 時と時のはざまの今、感じていることをここに記しておきます。 私にこれから訪れる、未来のために。
by cafe_caraway
| 2014-01-06 01:11
| つれづれ
|
by cafe_caraway
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